かぐや姫
Ornamented Box
"kaguyahime"
 
◎1995年
◎日本制作
◎高さ14.0cm・直径19.5cm
 
紅葉
Ornamented Box
"Autumn Colors"
 
◎1995年
◎日本制作
◎高さ14.0cm・直径13.0cm
 
紅白梅
Ornamented Box
"Red and White Plum Blossoms"
 
◎1991年
◎日本制作
◎高さ16.5cm・直径30.0cm
 
五色の舞
Ornamented Box
"Five-colored Dance"
 
◎1995年
◎日本制作
◎高さ16.0cm・直径12.0cm
 
源氏物語
Ornamented Box
"Five-colored Dance"
 
◎1995年
◎日本制作
◎高さ13.0cm・直径17.5cm
 
飾筥(かざりばこ)について
流動ガラスを発表して間もなく、藤田喬平氏はこれに続く作品を作りたいと模索していました。この頃のガラス工芸家は企業に勤めるのが普通で喬平氏のように独立している人はあまりいません。企業にいれば資金は豊かだし、最新設備は使える。一人で制作しいている喬平氏は自分の知識の中で新たな作品を作るしかなかったのです。学生時代から好きだった琳派のことを考えていました。「ガラスでハコをつくってみたい」そう思い制作を始めますがなかなかうまくいかず失敗を繰り返すばかり。数え切れないほどの試行錯誤を繰り返して完成したのが『飾筥(かざりばこ)』「箱」ではなく『筥』の文字を使ったところにも喬平氏のセンスを感じます。伝統ある日本の芸術文化をガラスで表現した「飾筥」日本ではもちろん。海外では日本以上に称賛されます。海外での展覧会で「飾筥は何に使うのか?」という質問に『夢を入れます!』と答え大喝采を受けたことから「飾筥」は、海外で『ドリームボックス』と呼ばれています。それまでは国内で活動していた藤田喬平しですが、「飾筥」発表以降は世界のガラス工芸の中で注目される存在になっていったのです。藤田喬平52歳