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収蔵作品のご案内

第一展示室

たゆまぬ探求心がもたらした藤田芸術を代表する「飾筥」の世界。

たゆまぬ探求心がもたらした藤田芸術を代表する「飾筥」の世界。

藤田喬平が学生時代から好きだった琳派芸術をガラスで表現した「飾筥(かざりばこ)」。それは試行錯誤の繰り返しによって誕生した名作です。第一展示室の中でも、ひときわ神々しく光り輝く姿はまるで宝の箱。海外の展覧会で「あの筥は何を入れる筥?」と尋ねられ、「夢を入れます!」と答えたことから、「フジタのドリームボックス」と呼ばれています。

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飾筥について

学生時代から琳派芸術に憧れていた
私はガラスで筥(はこ)を作ってみたいと常々思っていた
今 宗達や光琳が生きていたならば
また彼らの素材の中にガラスがあったなら
いかなる作品を作ったのであろかと思いつつ制作を始めたが
なかなか自分のイメージ通りには行かず
失敗を繰り返すばかりであった
現在制作している方法を思いついたのは
ふとしたきっかけであった。
文房具店で見かけた安物の朱肉入れ
を見たとき一瞬のひらめきを感じた

飾筥について1 飾筥について2
解説

流動ガラスを発表(1964年)して間もなく、藤田喬平はこれに続く作品を作りたいと模索していた時、学生時代から好きだった「琳派」にたどり着きました。「ガラスでハコをつくってみたい」という一心で試行錯誤を繰り返して完成したのが『飾筥(かざりばこ)』です。伝統ある日本の芸術文化をガラスで表現した作品は、とりわけ海外で称賛されました。海外の展覧会で「飾筥は何に使うのか?」という質問に『夢を入れます!』と答え、大喝采。以来、海外では『ドリームボックス』と呼ばれ、日本というフィールドを飛び越え、世界的なガラスアーティストの仲間入りを果たしたのです。この時、藤田喬平52歳。

作品の一例
  • 飾筥 「紅葉」
    飾筥 「紅葉」

    Ornamented Box, Autumn Colors
    H14.0 W13.0 D10.5cm
    制作:日本(1995)

  • 飾筥 「日の出」
    飾筥 「日の出」

    Ornamented Box, Sunrise
    H14.5 W16.0 D16.0cm
    制作:日本(1995)

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開館時間 9:30~17:00
※企画展最終日9:30~13:30
※月末最終日9:30~15:30
定休日:【2019年】1/7(月)~1/8(火)、
           1/28(月)~1/31(木)、
           2/25(月)~2/28(木)