仙台の奥座敷として、宮城県と山形県を結ぶ関山峠の山あいに栄えたのが作並温泉です。
緑深い里山に温泉宿が点在する作並温泉は、奈良時代に高僧行基が発見した、
源頼朝が兵馬を休めた、などの逸話が残っています。
広瀬川の源流近くに湧出する源泉は、保温効果が高いと言われる含食塩芒硝泉。
その温泉の周辺には、大自然が作りだした観光名所や、歴史ある古刹などが点在しています。
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自然探索
新緑の季節や紅葉時期のトレッキングがお薦めです。吊り橋や、滝を見ながら約1時間のコースが楽しめます。その他、作並駅は日本で最初の交流電化発祥の地であり、作並-山形間が交流電化された時の名残の跡として、奥新川駅のほど近くに「旧奥新川直流変電所跡」も懐かしさを感じさせてくれるスポットとして楽しめます。
仙台ハイランド入口近くにある滝。大小様々な滝が階段状に連なっており、清冽な水が白い泡をたてて流れている様が見事です。名前の由来として、滝から響く美しい水の音が伝説の鳥「鳳凰」の鳴き声に似ているから、という言い伝えが残されています。
国の名勝に指定されている秋保大滝。幅6m、落差55mから大量の水が轟音をたてて一気に流れ込む様が豪快で、日本三名瀑のひとつとも言われています。整備されている遊歩道づたいに歩くと滝つぼまで行くことができ、一層迫力ある眺めが見られます。
山形県と宮城県の境、蔵王連峰の北側に位置する自然豊かな高原です。
JR面白山高原駅を降りるとすぐ目の前にある紅葉川渓谷は、その名の通り秋の紅葉が見事。高原の斜面には、8月下旬から約100万本のコスモスの花が咲きそろいます。
パワースポット
「定義さん」の名で親しまれている定義如来は、平家落人伝説にまつわる阿弥陀如来の画像軸が御本尊。
縁結びや安産にご利益があると言われ、参拝客でいつも賑わっています。五重塔がそびえる浄土庭園を散策した後は、仲見世の名物三角油揚げをどうぞ。
貞観2(860)年、慈覚大師が開いたと言われる天台宗のお山です。
山全体が境内となっており、山門から奥の院如法堂まで約1000段の石段を登りながら、お堂や高台からの景色を楽しむことができます。その眺めは、水墨画のように美しいと例えられています。
立ち寄りスポット
約20万m2の緑豊かな敷地に赤レンガの工場棟が建ち並ぶ風景は、異国情緒たっぷり。ガイドの説明付きで、約30分間の工場見学をすることができます。
敷地内にはウイスキーの試飲コーナーやオープンギャラリーや芝生公園などが整備されています。
宮城県では珍しい、自然河川を利用した釣り堀です。餌釣りはもちろん、ルアーやフライでの釣りも可能です。釣ったお魚は、その場で調理。
芋煮会にもぴったりのロケーションなので、大自然の中で釣りとグルメを一緒に満喫することができます。
1999年に世界初の万華鏡美術館として誕生しました。陶芸家の辻輝子氏の万華鏡作品をはじめ、世界各地の万華鏡を一堂に展示しています。
中には1800年作製のアンティーク万華鏡など、珍しい作品も。館内では万華鏡づくり体験も行うことができます。
約150年の歴史を誇る「作並こけし」。
“伝統的なこけし”から、可愛らしい“現代こけし”まで取り揃えております。
海外の方にも日本の伝統的工芸品として人気です。
製造工程の見学は無料、絵付け体験(要事前予約)では自分だけのオリジナルこけしも作れます。
知る人ぞ知る、音楽好きが集う老舗のレコードショップ。
店内には、オーナーが世界から買い付けをしたレコードが所狭しと並びます。
1950年代のオリジナル版など、貴重な品も!