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2024.06.11

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北限の最高品質「生芋こんにゃく」で湯あがりの小腹をヘルシーに満たす

安心、高品質な食材を求めて「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊™️」宮城県山元町にある佐藤蒟蒻店さんを訪ねました

株式会社⼀の坊(本社/宮城県仙台市 代表取締役 髙橋 弘行/タカハシ ヒロユキ)では、2024年6月3日(月)に宮城県山元町にある佐藤蒟蒻店へ訪問し、株式会社⼀の坊の総料理長と一の坊グループの料理長がソト活を実施しました。

株式会社一の坊では、東北地方で育まれた食材の産地を訪れ、生産者の話を伺いその思いをお客様にお伝えする「ソト活」を定期的に開催し、その食材は宮城県の温泉リゾートで提供しています。

今回は仙台・作並温泉ゆづくしSalon一の坊で5月にオープンした「ゆあがりDaicon茶屋」で湯あがりにお召し上がりいただけます。

背景

宮城県をはじめ東北には豊かな自然の中で育まれた、おいしい食材や地域の文化がたくさんあります。
わたしたちは、食材の育った環境や、生産者の想いに触れたりと、直接現地へ足を運び、出会い、その素晴らしさをお客様にもお伝えしたいと思っています。

一の坊でしか味わえない、体験できない魅力を発信することで、お客様の笑顔や地域の方の笑顔につながると信じ「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊™」をグループの垣根を越えて定期的に開催しています。

6月10日は宮城県山元町にある佐藤蒟蒻店さんを訪ねました。

今では珍しい生芋100%のこんにゃくをつくる「佐藤蒟蒻店」さん

佐藤蒟蒻店さんでは、4年の歳月をかけて育てたこんにゃく芋を手間暇がかかる大昔のままの製法にこだわり「生芋こんにゃく」をつくり続けて79年。
こんにゃくというと、製粉したこんにゃく芋を凝固剤で固めた商品が今では一般的ですが、佐藤蒟蒻店さんのこんにゃくは自家栽培したこんにゃく芋を洗って蒸し、すりおろしてから固める昔ながらの製法。今では珍しい、生芋100%を使用した安心の手作り製法です。

「続けてきた貴重な製法を自分の代で終わらせたくない」と想いを語ってくれたのは三代目の佐藤さん。
元々は佐藤さんのおじいさん、おばあさんが自分で食べるために作っていたこんにゃくが地元で人気になり、だんだんお店に出すようになったそう。

現在の主流の製法よりも4倍手間のかかるその製法で出来上がるこんにゃくは、芋の風味があり、弾力があるのに意外とサクッとした軽やかな歯ごたえは唯一無二の食感。料理の味染みも良く、低カロリーで食物繊維も豊富なので、日々の献立に加えたい万能食材です。

収穫までになんと4年!博打といわれるこんにゃく芋の栽培

こんにゃく芋は収穫までに4年もかかる作物。

強い日光や風、干ばつを避け、水はけの良い場所が必要なため露地栽培はここ宮城県が北限です。
春に種芋を植えて冬に収穫し、蔵に入れて冬越しをさせてまた春に植える。これを3~4回繰り返してかぼちゃサイズまで大きくなった芋をこんにゃくの原料として使います。

こんにゃく芋は低温や病気にも弱く、葉に傷がついただけでも病気になってしまうほどデリケート。そんな理由から「こんにゃく芋の栽培は博打」と昔から言われているそう。
病気に強い品種も開発されている中、佐藤蒟蒻店さんでは在来種の中でも原種といわれる貴重な「和玉」を中心に栽培しています。

手間もコストもかけながら管理を重ね、愛情をこめて、4年の歳月をかけて自慢のこんにゃく芋が出来上がります。

湯あがりの小腹を満たすヘルシーメニューを温泉リゾート一の坊で味わう

仙台・作並温泉/ゆづくしSalon一の坊

湯あがりの水分補給に、やかんの麦茶や瓶のラムネでひと休みできる「ゆあがりDaicon茶屋」が5月27日にオープンしました。
広瀬川源流を眼下に望む「広瀬川源流露天風呂」と「自然風呂」の間にあり、お客様同士や、スタッフとの会話や関わり合いが生まれる場として、どこか懐かしいような、あたたかな空間です。

佐藤蒟蒻店さんの「生芋こんにゃく」は、地元仙台味噌と白味噌をブレンドしたみそ田楽として提供しています。素朴な芋の風味にこっくり味噌がよく合い、こんにゃくのサクッとした独特の食感を感じる逸品です。夏はさわやかに大葉入り、季節にあわせてくるみや柚子味噌も展開予定。ヘルシーなので夕食前の小腹を満たすのにもぴったりです。

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